...もし又自分の中から吸收し得るものは吸收し盡して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...極めて少量な物質の中にでも非常に多量なエネルギーを包蔵し得るものだということがわかるのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...独立して国民の生活を指導し得る如く必要の処置を講ぜねばならない...
石原莞爾 「戦争史大観」
...それ故因果律を一般的に云い表わせば「ある瞬間に与えられたる関係 Verhalten とこの関係のその時点に固有な変化との間に合法則的な即ち一般的に見出し得る関連が成立する」と云ってよいであろう...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...宗教批判をなし得るためにも...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...曙(あけぼの)の光に対抗し得る蝙蝠(こうもり)は一つもない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ただ、為し得ることは、ここにいて事のなりゆきの一切を見つめていることだけだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...淡々たる尋常の些事(さじ)のうちに動かすべからざる其人(そのひと)の特色を発揮し得るものである...
夏目漱石 「『煤煙』の序」
...吾輩はこの瞬時の光景を椽側(えんがわ)から拝見して無言劇と云うものは優に成立し得ると思った...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...主體は自己の表現を通じてはじめて他者を認識し得るのである...
波多野精一 「時と永遠」
...これと著しく異る性質の遥かにより不自然な人為的な規則をもってし得るのみであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これからの日本に存在し得るわけがない...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...女買いが自分の生活費から女買いの費用を楽に捻出し得る限り...
三好十郎 「俳優への手紙」
...全然自分の本来の面目として表現し得る迄になっているので...
夢野久作 「能とは何か」
...そのお花の言葉を理解し得るタッタ一人の父親...
夢野久作 「笑う唖女」
...これは吾々の理解し得ることである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...何らかの他の資本の用途によって彼が取得し得る通常利潤を得るに過ぎないからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...王は今やあの方面のことにあまり通じないものでも理解し得るような...
和辻哲郎 「鎖国」
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