...鯉幟の立つてゐる家では初誕生を祝ふ支度に忙しかつた(私のやうなものでも...
種田山頭火 「行乞記」
...青い白い幟(のぼり)が幾本(いくほん)となく風にヒラヒラして居(ゐ)た...
田山花袋 「父の墓」
...鯉幟(こいのぼり)の翻る青葉の空に流れたなびくような気がしたものである...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...彼等は初め藩閥打破を旗幟として起りたるに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それぞれ黄と白との幟(し)をもって印としているゆえ...
中島敦 「李陵」
...鯉幟りの魚を泳がすやうに...
萩原朔太郎 「宿命」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...●昭和二十二年十二月一日 東京都中野区打越十三より 広島市幟町 原すみ江宛昨日はジヤケツを有難うございました...
原民喜 「書簡」
...科(とが)の次第を幟に書き記した上に...
穂積陳重 「法窓夜話」
...『五月幟』を書いた時で...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...此日祇園祭事ありて大幟をたつ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そまつな簡略な紙の小幟(このぼり)ばかりであった...
柳田国男 「母の手毬歌」
...見えるのは軒なみにはためいている「中元大売り出し」という幟(のぼり)くらいなものだ...
山川方夫 「ジャンの新盆」
...へんぽんたる古幟(ふるのぼり)とあまたのビラと...
吉川英治 「江戸三国志」
...旗幟(きし)の鮮明を促(うなが)して来た...
吉川英治 「黒田如水」
...そこは四方に立ち並ぶ旗や幟(のぼり)ばかりで...
吉川英治 「三国志」
...いく条かの旗幟(きし)が流れている...
吉川英治 「新書太閤記」
...微風にうごく旗幟(きし)を乗せて湖上を行く船列と...
吉川英治 「新書太閤記」
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