...あとずさりに戸口へ退いて行(ゆ)く...
芥川龍之介 「誘惑」
...駆(か)けこんでいったぼくは思わずあとずさりした...
有島武郎 「火事とポチ」
...段々とあとずさりして下の方まで姿を現はしながら...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...十三節以下また後退(あとずさり)するのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...だんだん森の中へあとずさりをはじめた...
海野十三 「火星兵団」
...まっさおになっていすから立ちあがりあとずさりした...
海野十三 「金属人間」
...あとずさりをしてきました...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...あとずさりをしました...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...須原は懐中電灯を点じて、死体に近づいていったが、電灯の丸い光があおむきに倒れた影男の顔を照らすと、思わず、「ウーッ」とうなって、あとずさりした...
江戸川乱歩 「影男」
...あとずさりをはじめた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...よろよろとあとずさりをしないではいられなかった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...私の乗馬は震(ふる)えてあとずさりした...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...三歩あとずさりして...
太宰治 「冬の花火」
...びっくりしたようにあとずさりして...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...大男の若者はあとずさりして...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...蜂(はち)は今度(こんど)は逆(ぎやく)にあとずさりしながら...
南部修太郎 「畫家とセリセリス」
...井戸の縁まであとずさりした...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...あとずさりに押し戻された...
吉川英治 「私本太平記」
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