...人皆大徳(たいとく)企(くはだ)て難しと謂ふ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...午前の非増租派大懇親会の不法解散のことを難じた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この災難は私を暗くした...
太宰治 「思ひ出」
...大難が将(まさ)に作(な)ろうとしている...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...息する度(たび)に耳について難儀したことがあるねんわ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...義兄を一層難儀な羽目に陥(おとしい)れるように...
谷崎潤一郎 「細雪」
...他にも研究すべき困難の問題がいろいろある...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...思ひがけない災難のやうなものであつた...
徳田秋声 「花が咲く」
...この両難民区に於て...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...それからまた、一日の瞑想の後、夕方並み木通りを帰って来る時、そして樹木の枝の間から、底なき空間を、言い難き光輝を、深淵(しんえん)を、影を、神秘をながむる時、単に人類にのみかかわることはすべてきわめて微小であるように彼には思えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「頂戴をいたしまする」有難くお茶を飲んで控えていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...大して有難くもあるまいが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其心に誠に有難き眞實を以て禮する貧人の心底は...
福澤諭吉 「養生の心得」
...私が斯んなに離れてゐるのを難じる雪子が人知れず私に向つて拳を示したのを...
牧野信一 「熱い風」
...ここには何も異常な困難が呈示(ていじ)されているのではなかった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...子はお久美さんに対しては純な混気のない心が働いて行くのを頼もしく有難い事に思って居た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...(マルティアリス)(c)クセノフォンはメノンに対する抗議非難として...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...澪標の語は『延喜式』に難波津(なにわづ)の頭(ほとり)...
柳田國男 「地名の研究」
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