...一時に光焔を放たしめるだけの大風のやうな雄々しい力が潜んでゐる事も事実だつた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...今さらに倉地の頑丈(がんじょう)な雄々しい体格を自分の胸に感じつつ...
有島武郎 「或る女」
...君の雄々しい胸の中にわき上がって来た...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...大自然の雄々しい裸かな姿を髣髴させるような瞬間を讃美(さんび)したことに何んの不思議があろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...雄々しい行進曲に合せて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ついこの頃までは實に雄々しい美しい青年だつたがな...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...雄々しい決心らしいものに触れました...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...ふとライオンの雄々しい叫びを聞いて...
中井正一 「美学入門」
......
野口雨情 「極楽とんぼ」
...これから立つてゆかなければならないと云ふことは妻の前では雄々しいことではあつたが...
林芙美子 「朝夕」
...その手は雄々しい口髭を撫でてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...雄々しい小禽と一房の梢を前景として...
宮本百合子 「餌」
...雄々しい生きてとして若い時代が成長して行かなければならないということは...
宮本百合子 「女の行進」
...冬見た私を、今日同じ私だと思うだろうか?又、雄々しい活力が、今私の心を揺る、サムソンのように、殿堂の柱に、今手をかけたサムソンのように神の命あれば山をも移す 信仰が野に来、自然に戻った私の胸に満つるのだ...
宮本百合子 「五月の空」
...小さな泉とそこの活溌な住人雄々しいきれいな小人のはなしは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼の愛をも雄々しいと判断せられるがよろしい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしのきいたどこの方言よりも雄々しい・武張った・言葉である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その最期はいかにもこの雄々しい帝王にふさわしいものであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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