...都合四匹その日釣り上げたのと...
石川欣一 「可愛い山」
...コウゾの長い綱を延ばして釣をする海人(あま)の釣り上げた大きな鱸(すずき)をさらさらと引き寄せあげて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...そして終ひには金魚の代りに小姓の前髪を釣り上げた...
薄田泣菫 「手品師と蕃山」
...街路から貯蔵物を釣り上げるのに使う小さな起重機(クレーン)がその上に附いていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...重そうに水を釣り上げると...
中里介山 「大菩薩峠」
...釣り上げた大きい虹鱒が...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...高く宙に釣り上げられて行くのでした...
野村胡堂 「九つの鍵」
...地藏樣を釣り上げたのだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...加十の肩の上で生色を失っている鶴子を見ると急に鳳眦(ほうし)を釣り上げ...
久生十蘭 「魔都」
...Hを釣り上げはしない...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...眉を釣り上げると...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...まるで釣り上げられるように...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...柳子は眼を釣り上げて...
三好十郎 「冒した者」
...目え釣り上げて役場さ行っちゃ...
三好十郎 「鈴が通る」
...彼は対手が陶器でありながらそれ以上の物に釣り上げて考えてやっている...
室生犀星 「陶古の女人」
...巧みに釣り上げられた大天幕の穹窿(きゅうりゅう)の無数の隙間からは...
夢野久作 「暗黒公使」
...眼を逆様(さかさま)に釣り上げて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...眦(まなじり)をキリキリと釣り上げた...
夢野久作 「名君忠之」
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