...たゞフラ/\と都門を出で来し身の...
石川啄木 「閑天地」
...更に飄(へう)として金風一路南へ都門に入りぬ...
石川啄木 「閑天地」
...思立つて都門の客となり...
石川啄木 「葬列」
...恰好な家も見付からぬ間にいつか残暑も次第に過ぎて都門にようやく秋冷の気が漂う頃となってきた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...(縮刷)みゝずのたはこと(七十四版)日露役後戦勝日本の浮かれ心地を尻眼にかけて逸早く都門を去り...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...都門(ともん)の劇場に拙劣なる翻訳劇出づるや...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...一旦嬌名ヲ都門ニ馳セシムルヤ気ヲ負フテ自ラ快トナシ縦令悲運ノ境ニ沈淪スルコトアルモ自ラ慚ヂテ待合ノ女中牛肉屋ノ姐サントナリ俗客ノ纏頭ニ依ツテ活ヲ窃ムガ如キモノハ殆一人モ有ルコトナカリキ...
永井荷風 「申訳」
...家財道具を車に積んだ賤民共が陸続(りくぞく)と都門の外へ出て行く...
中島敦 「盈虚」
...なかなかこの都門でふさはしき安住はゆるされない...
吉川英治 「折々の記」
...これから先は洛陽の都門...
吉川英治 「三国志」
...その節は都門にお馬を立てられ...
吉川英治 「三国志」
...なお毅然としてある都門第宅の輪奐(りんかん)の美も...
吉川英治 「三国志」
...都門を遠く離れるにあたって...
吉川英治 「私本太平記」
...せめて都門を離れるまでは...
吉川英治 「私本太平記」
...晴れの都門凱旋(がいせん)の途についておられたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...そして鳥羽(とば)伏見から羅生門にわたる都門の動脈を扼(やく)してしまったものである...
吉川英治 「私本太平記」
...それが都門を出た三月いらい――きょう五月二十四日――のこの日まで...
吉川英治 「私本太平記」
...都門(ともん)東京(とうけい)を立ち...
吉川英治 「新・水滸伝」
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