...俺は此のクラツシカルな美しい名前を護る爲に手も足も出ない達磨大師になつて了つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...敵をしりぞけ吾れを護る任務のある索敵及び爆撃戦隊が闘わずして全滅の有様であった...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...これは単に共同の敵に対して身を護るための一時の方便に過ぎぬ...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...伝統の名に於て自分の失われ行く旧い権威を護るべく...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...長靴や鉛ガラス製の眼鏡でものものしく身を護る...
永井隆 「この子を残して」
...「未完成交響曲」一曲を護るために...
野村胡堂 「楽聖物語」
...百萬の富を護るために抱へて置くといふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...又用ゐんことを欲してゐたところの腕力を振つて私を護るべきであつたかと尋ねた時...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「劒の教義」
...標品を火災その他から護るためには...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...昔式の巡羅兵が持つ蝋燭の灯の廻りを黒いガラスが護る様に...
松永延造 「職工と微笑」
...竜や蛇が財宝を蓄え護るという伝説が多い...
南方熊楠 「十二支考」
...幸いにその働き自身を護るに止まり進んで他を撃たず...
南方熊楠 「十二支考」
...梵士および牛を護るに力(つと)めて神位に昇ったと...
南方熊楠 「十二支考」
...それは必然に作家の文学というものへの本能から生じた文学の成長を護る態度であった...
宮本百合子 「現実と文学」
...なおこの空中にある自らの優しいからだを護るためにしだいにうしろ退(ず)さりして行った...
室生犀星 「幻影の都市」
...護るものを持つためにまた爭はねばならないかといふことを反省するのであります...
吉川英治 「折々の記」
...昆蟲ですら護るものは生れながらに持つてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...帝を護る人々にも...
吉川英治 「三国志」
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