...彼自身の工場で製造した鏡によって補い...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...この点で従来の自然淘汰説の足らぬところを補い...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...今度は反対にその利益を吐き出して欠損を補い...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...依りて、嘗て世に公にしたる数篇の論文と、未だ世に公にせざるものとを集めて、幾度も改竄修正を加え、足らざるを補い、誤れるを正し、更に幾分を増加して、この小冊子となしぬ...
高木敏雄 「比較神話学」
...説明の足りなかったところを補い...
津田左右吉 「〔『支那思想と日本』初版〕まえがき」
...日本の支那学の使命はこれまでの学界のこういう欠点を補い...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...血の補いをつけておることなども話した...
徳田秋声 「新世帯」
...相互に補い合う筈の二つの極から成立っているメカニズムだったのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...初めから有機的に連関して相互に補い合う筈の...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...歯の無い所は洒落(しゃれ)で補い...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...数首を連作してその移りめを器楽で補い...
信時潔 「歌詞とその曲」
...「使者の勤めの補いがつくわけですね」「使者の勤めのですって?」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...警部補いいですか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...ある年の剰余を蓄えて翌年またはその後の欠乏の補いにするのが非常に困難であろうとは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この夫人のために薫以外にだれがこうした物質の補いをする者があろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これらの二相よく補い...
柳宗悦 「民藝四十年」
...久慈の値より負けられたとあっては自然に食事の費用で補いたくなるのだった...
横光利一 「旅愁」
...頭部は後代の拙い補いだから論外として...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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