...年老いたる媼(おうな)の身うち痩せ細りたるが...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...彼は盛んに開業するには年老いたときに...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...年よりもむしろ労苦のために老いぼけた母が堅パンとジャガ芋とを持って来る...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...「おれも老いぼれて...
薄田泣菫 「茶話」
...まったくちょっとの間にひどく老いぼれて元気のなくなった彼を見ると...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...自分の老いたことを感じたり...
直木三十五 「南国太平記」
...この老いた父と、こう肩を並べて歩いた例(ためし)は近頃とんとなかった...
夏目漱石 「行人」
...この老いぼれめが維新前(いしんぜん)の話をしているわいと...
新渡戸稲造 「自警録」
...師匠のところの客分に当るもう老いぼれた圓蔵と...
正岡容 「小説 圓朝」
...老いた人達は自分の若かったことを思って居る...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...媼(おうな)バウチス(甚だ老いたり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...老いたる夫婦の中の一人子(ひとりご)であった...
柳田国男 「海上の道」
...昔この辺の村に老いたる狩人があって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...老いたる母が病氣であるとか...
吉川英治 「折々の記」
...九「老いぼれ、これへ出ろ」と黒装束の槍さきが、ズバリと駕の中へ入った刹那に、千段を掴んだ作左衛門が、眼(まなこ)をいからせてそこへ突ッ立った...
吉川英治 「剣難女難」
...天下に二つとない建築物になろう」老いても奇を好む習癖は失せないらしい...
吉川英治 「三国志」
...当然、彼女はのちの鎌倉殿の御台所となり、老いては、尼将軍政子とかがやく一生をもった...
吉川英治 「私本太平記」
...久秀は六十八歳にもなっていたが、むかしから貨殖(かしょく)の才(さい)に長(た)け、老いても物質に、執着のつよい人だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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