...十二 俳句とは芭蕉によって縄張りせられ...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...「なんだい」「賭館の縄張り争いで矢萩は猪沢市太郎を殺した」「朝倉を殺したのも...
高見順 「いやな感じ」
...十 山の神の遙拝及び狩の縄張り以上述べてきたように...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...そして単に野生の木の実を拾うような「観測」の縄張りを破って...
寺田寅彦 「言語と道具」
...ところが何時の間にか伝統の縄張りが朽ちて跡方もなくなって...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...文学の縄張りとか仁義とかいうクダラない点に着眼する位いが精々だったが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...縄張りがはじまりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...最初は何の目的の縄張りであるかを知りませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...関東の平野を縄張りにしていたのだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...一僕を指図して縄張りまで張って...
中里介山 「大菩薩峠」
...小刀細工(こがたなざいく)で自分の領分に縄張りをするのが好きなんだと断言せざるを得ない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...このへん――八五郎の縄張り内には居そうもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ここは俺の縄張りだよって...
林芙美子 「お父さん」
...党利党略、嫉(ねた)みあい、縄張り争い、愚劣な罵詈讒謗(ばりざんぼう)、低級な弥次、わざとの喧嘩、議事規則の無視、あげくの三八にゃ、ゴロツキでもやらんげな、気違いじみた取っ組みあい、乱闘騒ぎ――さぞかし、吉田磯吉親分の働きどころが、多かったろうや」「若松市会だけでも、今度は、民政党の天下にならんようにせんといかんなあ」金五郎が、決意のほどを示す語調で、いった...
火野葦平 「花と龍」
...この蒸溜人(こして)は納屋の猫の縄張りを侵して...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...彼女はイースト・エンドを縄張りにする辻君(つじぎみ)の一人だった...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...氷川の縄張り近く...
吉川英治 「剣難女難」
...縄張りウチとあって一行に加わり...
吉川英治 「随筆 新平家」
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