「峡」の意味
山と山の間の狭い土地
小説での「峡」の使い方
...けれども勇敢なるピイア・ギユントはやはり黎明の峡湾を見下してゐるのに違ひない...
芥川龍之介 「僻見」
...バシー海峡の島々からの捕虜が多く...
石川欣一 「比島投降記」
...塩谷温泉は五里の層雲峡の中央にあり...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...峡谷の広闊なところでは...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ドウヴァ海峡だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...焼場です長門峡いま写します紅葉が散りますあるけば草の実すわれば草の実春が来た水音の行けるところまで梅もどき赤くて機嫌のよい目白頬白春寒のをなごやのをなごが一銭持つて出てくれたさて...
種田山頭火 「草木塔」
...潮流の激しい海峡は黒い波の逆まいているのが...
徳永直 「冬枯れ」
...峡谷が、意外にも、馬の足下に断崖(だんがい)をなし、両断崖の間に二尋(ひろ)の深さをなし、口を開いてそこに待ち受けていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...胸甲騎兵らは峡谷の災害に数を減ぜられて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...山峡の秋はこれから愈々深んで行く計りだ...
中村憲吉 「備後より」
...一番参考になるのはボルダー峡谷計画である...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...暗黒の関門海峡に...
火野葦平 「花と龍」
...どちらかの海峡の一部分の深さに過ぎないのだらう...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...『海峡で不可解な自殺』『マーク・フェンウィック氏死亡』『本日午後遅く...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ある時どこかの山の峡を石ころが滑りおちてはげ山の斜面を滑りはりえにしだと杜松(ねず)の乱れた茂みに落ち込んだとしても...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
...アメリカの方から津軽海峡をぬけるような無茶な汽船があったり...
柳田国男 「故郷七十年」
...鏝で塗りあげたような水田の枠の連った山峡の風景とはいえ...
横光利一 「旅愁」
...ただそれは海峡の潮音と虚空の風に聴くしかない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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