...わたしは皮切りに激勵の演説を試みました...
石川三四郎 「浪」
...出て来たのじゃないか」衆人のなかから誰かがそういい放ったのを皮切りに...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...解散真(ま)ぎわに例の饒舌家が五十法(フラン)のチップをはずんだのを皮切りにみんな真似して五十法ずつ親分へ献上して行ったくらいだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...僕は皮切りをしたのだから後は知らないと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...皮切りは皮切りに違いない...
戸坂潤 「社会時評」
...白井喬二の「神変呉越草紙」などといふ大衆文学の皮切りの作品を出したし...
直木三十五 「貧乏一期、二期、三期」
...領内を追われたのを皮切りとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...一度皮切りをやると...
夏目漱石 「坑夫」
...私の家でやったのを皮切りに...
野村胡堂 「胡堂百話」
...父が皮切りに始めました...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...おれが先づ皮切りに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...円本のゾッキを扱う皮切り...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...その皮切りの第一着手であったことも...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...皮切りをやるのはドッチミチ日本の女だってえから豪気(ごうぎ)なもんだよ...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...皮切りにヒョウキンな西洋人の船長が飛出して西洋手品を初める...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...「……後のは、参議殿じゃった」「日野参議資朝卿も、捕われてか」「日野と日野、揃いも揃うて」「次には、誰が曳かれるやら」何かは知らず、これを皮切りに、果てない余波もあるのではないかと、街は底知れぬ恐怖をたたえた...
吉川英治 「私本太平記」
...これらを皮切りに今日は何だか詠めそうな気もして...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...四 河内飯盛地方の開拓この事件は畿内における急激な教勢拡張の皮切りであって...
和辻哲郎 「鎖国」
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