「登る」の意味
高い所へ上がる
小説での「登る」の使い方
...めまいをする傾向の者は牝牛がしばしば訪れる頂上にかぎって登るべし...
石川欣一 「可愛い山」
...富士山へ登るよりも困難であった...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...あのお山の頂辺まで登るのよッ...
田中英光 「箱根の山」
...ゆつくり/\登る...
種田山頭火 「旅日記」
...車道は漸う/\四山の群がる間をわけ登るに...
近松秋江 「伊賀、伊勢路」
...君の飛箭に斃されて火葬の堆に登る時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...白馬を登る時に見たような...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして蒸気の力というものは、単に船と車にばかり応用するものではない、川を渡るにも、水を汲むにも、山を登るにも、田を耕すにも、銅鉄の荒金を精錬するにも、毛綿の糸縄を紡績するにも、材木をきるにも、あらゆる器具を作るにも、すべてこの力を応用し、職人は自分自身手を下さないでも、機関の運転に気をつけてさえいれば済む、そうして一人の力で、楽々と数百人に当る働きを為すことができるのだ――こういうような説明を、実験のあとで聞かされた時に、誰しもその荒唐を疑うの勇気がありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...お秋さんは荷をおろすと輕げに背負子を左の肩に引つかけて登る...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...熊笹の茂つてゐる一間余りの崖を攀(よ)ぢ登ると上から手を差し延べた...
長與善郎 「青銅の基督」
...分け登る麓の途こそ東西南北の差あれ...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...登るときに足をかけた幹の瘤(こぶ)まで...
浜本浩 「甘い野辺」
...(詩入(しいり))「国を去って京に登る愛国の士...
福田英子 「妾の半生涯」
...人々の表梯子より登る間に...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...どんどんと梯子を登るとやがて鐘の傍らまで達してゐた...
牧野信一 「月あかり」
...階段を登る足音がし...
山本周五郎 「風流太平記」
...私の誇(ほこ)つてゐた門(もん)から登る花(はな)の小路は...
横光利一 「美しい家」
...記念館を観たあとで白玉山に登る者は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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