...その通りの格好をして私が岩を登る処をT君が撮影する手筈になっていたこと迄喋舌って了うと...
石川欣一 「山を思う」
...されど其多くは幻影を追ふてバベルの塔を攀(よ)ぢ登るに過ぎない...
石川三四郎 「土民生活」
...餘作同道にてウエンベツ山(ざん)に登る...
関寛 「関牧塲創業記事」
...富士山に登るのに健脚の自信があって...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...余分の日子(にっし)と防寒具の用意をして初冬に登るべきである...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...自分はさっそく帆柱に登る練習などさせられたが...
太宰治 「惜別」
...「ウン登るよ」大人なら自棄で登るとも思えるが...
田中英光 「箱根の山」
...時代のアルプスを登るにはやはり骨が折れる...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...或る季節に祭典を執行する行者が登る外は...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...そうして蒸気の力というものは、単に船と車にばかり応用するものではない、川を渡るにも、水を汲むにも、山を登るにも、田を耕すにも、銅鉄の荒金を精錬するにも、毛綿の糸縄を紡績するにも、材木をきるにも、あらゆる器具を作るにも、すべてこの力を応用し、職人は自分自身手を下さないでも、機関の運転に気をつけてさえいれば済む、そうして一人の力で、楽々と数百人に当る働きを為すことができるのだ――こういうような説明を、実験のあとで聞かされた時に、誰しもその荒唐を疑うの勇気がありませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...喫ひ終つたばかりの喫殻から登る紫色の煙と...
中原中也 「医者と赤ン坊」
...天狗原神詞から真直ぐ乗鞍の斜面を登る...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...強風を冒(おか)して登るや...
野中到 「寒中滞岳記」
...天井へ登る道があるだらうと思ふが」「それは判ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ただ登るだけではなく...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ガ氏また古画に蛇螺旋(らせん)状に木を登るところ多きを全く不実だといったが...
南方熊楠 「十二支考」
...焚木を拾い拾い登ると一歩ごとに...
横光利一 「夜の靴」
...上に登ることは登りついた...
吉川英治 「神州天馬侠」
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