...原稿を書いてやる必要がどこにある?――癇の昂(たか)ぶつた時々には...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...癲癇持のように泡をふき出した...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...癇癪(かんしゃく)もちでも家老はやはり家老だけのことはあると...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...どうした加減かぐいとグーロフの癇(かん)に触って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...癇癪(かんしゃく)の強いらしいその目が...
徳田秋声 「爛」
...スメルジャコフの癲癇の発作がますます烈しくなってきて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わたしは自分で自分に癇癪を起こしていたのだが...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...二枚書けば忽(たちまち)筆渋りて癇癪(かんしゃく)ばかり起り申候間まづ/\当分は養痾(ようあ)に事寄せ何も書かぬ覚悟にて唯折節(おりふし)若き頃読耽(よみふけ)りたる書冊(しょさつ)埒(らち)もなく読返して僅(わずか)に無聊(ぶりょう)を慰めをり候次第に御座候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...癇癪持(かんしゃくも)ちの...
中里介山 「大菩薩峠」
...短気が癇癪(かんしゃく)を呼び出して来るのが持前なのですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...三十二三のちよいと好い男だ――それと癇癪持(かんしやくもち)の用人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あたしの負けだったわ」寝室の扉口で大池の細君が癇癪をおこしている...
久生十蘭 「肌色の月」
...恥ということを知らないの」母親の癇声を聞きつけて...
久生十蘭 「肌色の月」
...尊兄は癲癇三角形の上に登っている...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...癇癪というものはそれをおこす理由がある者においてもそうでない者においても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...二度目の癇癖(かんぺき)声を出して...
吉川英治 「宮本武蔵」
...癲癇(てんかん)のような持病があって...
吉川英治 「柳生月影抄」
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