...神は天の戸を開けておやりになるかも知れません悪の天使(つかい)たちはその戸を見るだけで無限の平和に打れて亡びるだろうその天使(つかい)たちがわれわれの戸を叩く時いでて彼等と共に行くものはおなじ暴風の中も彼等と共に行かなければならぬ(瘠せて老人じみた手が柱のかげから出て叩いたり手招きしたりする...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...瘠(や)せて肩の立った中脊でね...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...野良猫の瘠せかじけたのがだらしなく身體を投げ出して...
薄田泣菫 「飛鳥寺」
...瘠(や)せたブロンヂンの...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...鬢のほつれ毛を長い瘠せた指で掻上げた其顏を氣高いと思ふ...
高濱虚子 「俳諧師」
...瘠(や)せた腕をさしのばしました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...瘠(や)せた顔に...
田中英光 「オリンポスの果実」
...大概顔の蒼(あお)い人は瘠(や)せてるもんだがこの男は蒼くふくれている...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...色の青白い、瘠(や)せた、胸の薄い、頭の大きいのと反比例に首筋の小さい、ヒョロヒョロした深谷であった...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...キャラコさんは、じぶんのいったことが聞えなかったのだろうとおもって、いちばんうしろからゆく、瘠(や)せた、細面(ほそおもて)の、どこかキリストに似たおもざしの頤髯(あごひげ)の男に、もう一度たずねてみる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...いらっしゃるの」銀縁(ぎんぶち)の古風な眼鏡をかけた瘠せた男は...
久生十蘭 「キャラコさん」
...疲れたような瘠せた人だった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...概して新しい試みの品は形が瘠(や)せて見劣りがしますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...……瘠せた小男は...
山川方夫 「恐怖の正体」
...そうして同時にその「美しい凄さ」にさながら奴隷のように支配されている妻木君――若先生の姿がこの上なくミジメに瘠せて見えたからである...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...私はそれと正反対に益々青白く瘠せこけて行った...
夢野久作 「鉄鎚」
...アンマリ度々人間レコードに使われるもんだからコンナに瘠せ衰えているんだ」「人間レコード……」少年ボーイはさながら生きた幽霊でも見るかのように...
夢野久作 「人間レコード」
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- プロレスラーの安田忠夫さん: 大相撲、プロレス、総合格闘技で活躍し「借金王」の愛称で親しまれた。 😢
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