...「守夫さんは、何時頃東京へ行くつもり?」「この仕事が、多分今月中には出来あがる筈だから……」机の上に拡げてある翻訳の仕事を、滝本は指さした...
牧野信一 「南風譜」
...何うしてあんなに逆上したのだらう――と滝本は...
牧野信一 「南風譜」
...この夜桜の晩を待つてゐたに違ひない――と滝本は想像したのである...
牧野信一 「南風譜」
...突飛過ぎて滝本はいろいろと我点が行かなかつたが...
牧野信一 「南風譜」
...真面目なのか滝本には...
牧野信一 「南風譜」
...」その頃武一は滝本の処へ鳩の籠を運んで来ては...
牧野信一 「南風譜」
...夢中になつて滝本は追ひかけようとすると...
牧野信一 「南風譜」
...滝本の書架から二三冊の詩集をとり出して...
牧野信一 「南風譜」
...滝本は、自分の部屋に来て机に凭つたが、空け放された窓から見える明るい丘をぼんやり眺めてゐた...
牧野信一 「南風譜」
...早く/\!」百合子は滝本の手をとつた...
牧野信一 「南風譜」
...滝本も却つててれ臭くなつてしまつて...
牧野信一 「南風譜」
...都合に依つては自分だけ滝本の許に幾月でもとゞまつても差支へないといふ話であつた...
牧野信一 「南風譜」
...滝本が、この頃の自分の生活のかたちに就いて最も手短かに説明した後に、今では皆なで森の屋敷を占領して、日本のold(オールド)Romance(ローマンス)の時代を髣髴するやうな空気の中で学生らしい日々を送つてゐる――といふことなどを伝へると、ローラもその仲間に加はりたいと云つた...
牧野信一 「南風譜」
...花束や菓子の箱などに埋れたローラを抱きあげてゐる滝本を中心にして...
牧野信一 「南風譜」
...「やあ/\御苦労様!」堀口は酷く愛想の好い態度で、滝本達を迎へた、「停車場まで迎へに出なければならなかつたんだが、時間が少々早過ぎて、遅れて済みませんでした...
牧野信一 「南風譜」
...滝本は、夢から醒めたやうに顔をあげると悲し気な眼で空を仰いだ...
牧野信一 「南風譜」
...――医者は滝本直道といい...
山本周五郎 「さぶ」
...松花堂と号した滝本(たきのもと)昭乗などもあり...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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