...そのまた木樵りの母親だというあなたは...
芥川龍之介 「女仙」
...何処か遠くで樵夫の木を伐つてゐる音があたりに谺をなして響いた...
田山録弥 「父親」
...運命という樵夫(きこり)が既に印(しるし)をつけておいた樹木が...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...それから鄭樵の意見を評論し...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...然るに樵は求書の方法を論じてゐるが...
内藤湖南 「支那目録學」
...その樵夫に尋ねてようやく本道へ出て参ることができましたけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...一人の樵夫(きこり)にも逢(あ)わなかった...
萩原朔太郎 「猫町」
...カヂをとつてくれる樵夫(きこり)の若い男とで...
林芙美子 「浮雲」
...旅人にも会わねば木樵(きこり)にも遇(あ)わぬ...
正岡子規 「くだもの」
...見あぐれば千仞(せんじん)の谷間より木を負うて下り来る樵夫二人三人のそりのそりとものも得言わで汗を滴らすさまいと哀れなり...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...(七月二十六日)七十六○近頃月樵の大幅を見た...
正岡子規 「病牀六尺」
...これでも月樵の筆の達者な事がわかると...
正岡子規 「病牀六尺」
...樵歌(せうか)に「春尽与諸君遊嵐峡」の詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...樵山は四十四歳であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柴はこうして苅るものじゃ」樵は我が荷をおろして置いて...
森鴎外 「山椒大夫」
...鼠(ねずみ)に月を吐(は)き出(い)だす雲夕菊(せきぎく)秋山(あきやま)に荒山伏(あらやまぶし)のいのる声 翁樵(こ)る人も無くこけし神の木友五(ゆうご)是(これ)などは鼠は頼豪阿闍梨(らいごうあじゃり)などの聯想(れんそう)もあって...
柳田国男 「木綿以前の事」
...木樵(きこり)か農夫かと思われるように身装(みなり)を代えた...
吉川英治 「親鸞」
...野差刀(のざし)を横たえているのは木樵(きこり)と見てさしつかえない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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