...其處(そこ)に木小屋(きごや)の柱(はしら)ばかり...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...兩側の家が、屋根瓦をとばし、壁をくづし、柱をねぢまげ、前につんのめつた...
心猿 「九月朔日」
...この建内の宿禰の子、并はせて九人(ここのたり)(男七柱、女二柱...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...この太い柱をりあつて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...その門柱のそばに...
豊島与志雄 「白い朝」
...柱戯(キーユ)遊びをする者ないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一つが障子(しょうじ)の外へ飛び出してじゃれて居ると一つがこちらの柱の陰にかくれて待ちかまえて居る...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...大なる石柱ありて...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...裏口の柱につかまって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いつかのあの敏感そうな少年が昇降場の柱の蔭から...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...悲しみも羊の肝の羹も昨日となれば異ならぬかな(草の夢)ただ一人柱に倚れば我家も御堂の如し春の黄昏これは歌集大正七年出版の「火の鳥」にある作である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...屋根の上に啼いてゐる鴉(からす)や電信柱に垂下(ぶらさが)ツて猿のやうに仕事をしてゐる人や...
三島霜川 「解剖室」
...しかもその柱はびっしり並んで太くて比較的柔い石の質で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ゴッホの三本の柱ゴッホの人間及び仕事を支えていた三本の大きな柱として...
三好十郎 「ゴッホについて」
...支柱のいちばん元に当るところは...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...闇を切って氷柱(つらら)のカケの如き短い光が脛(すね)へ向って飛んで来ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...黒く太やかな円柱(えんちゅう)左右に十本ずつの大殿堂...
吉川英治 「神州天馬侠」
...小供の時から自分の内に芽生えていた反抗の傾向――すべての権威に対する反抗の気風はこれらの思想によって強い支柱を得...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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