...この横木の端の穴にぴったりはまる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...暫らく其材木の端に腰掛けて...
石川啄木 「葬列」
...一同はワヤ/\ガヤ/\して満室の空気を動揺し、半分黒焦げになったりポンプの水を被ったりした商品、歪げたり破れたりしたボール箱の一と山、半破れの椅子や腰掛、ブリキの湯沸し、セメント樽、煉瓦石、材木の端片、ビールの空壜、蜜柑の皮、紙屑、縄切れ、泥草履と、塵溜を顛覆返したように散乱ってる中を煤けた顔をした異形な扮装の店員が往ったり来たりして、次第々々に薄れ行く夕暮となった...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...そこらの農夫が木の端くれで刻んだか...
薄田泣菫 「雨の日に香を燻く」
...木の端(はし)とのみ嘲りし世捨人(よすてびと)が現在我子の願ならんとは...
高山樗牛 「瀧口入道」
...人の數にも入らぬ木の端(はし)は...
高山樗牛 「瀧口入道」
...可惜(あたら)勇士を木の端(はし)とせし』...
高山樗牛 「瀧口入道」
...試みに木の端きれに突き刺して...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...牧句人句集「木の端集」を読み直して...
種田山頭火 「其中日記」
...随分くだらぬ木の端や真鍮板の片のようなものまで溜め込んで...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...材木の端っこまで乗出して水の中を眺めました」「…………」「泳ぎの自慢な旦那でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そして親子の座席にしている材木の端に腰をかけた...
森鴎外 「山椒大夫」
...S君が漸く流木の端へ両手をかけて爬(は)ひ上つて来た...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...するすると横木の端(はし)へはいだしてきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...取り出された香木の端――一寸八分ほどを...
吉川英治 「新書太閤記」
...その辺の材木の端へ腰かけた...
吉川英治 「親鸞」
...そして元の古材木の端に腰を正しくすえて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...家からすぐ上の桜並木の端れに...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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