「板間」の意味
板張りの床の部屋
「板間」の例文(場面別)
- 不動産この物件は板間の部屋が多く、和風の雰囲気が感じられます。
- 建築板間の床材は、木材の温かみが感じられるため、リビングに最適です。
- 日常会話昔の家は板間が多かったけど、今はフローリングが主流だね。
小説での「板間」の使い方
...父の仕事場にしてある店先の板間に...
石川啄木 「二筋の血」
...照ちやんは蒲團でくるんだ赤ン坊を更にねんねこで負つて表の井戸の水も酌むし板間の雜巾がけもした...
高濱虚子 「續俳諧師」
...夜毎(ごと)の嵐に破れ寂びたる板間(いたま)より...
高山樗牛 「瀧口入道」
...そうして黒光りのする台所の板間で...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...花瓶台の上の花瓶が板間にころがり落ちたのが不思議に砕けないでちゃんとしていた...
寺田寅彦 「震災日記より」
...淋しい田舎の古い家の台所の板間で...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...板間かせぎは、どうしてもその新顔の客の中から出るものであるから、その用心もまた無理ではないが、今日のこの早朝の客は、全く新顔であって、全く別な意味で番頭の目を引きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その氷板間の泥土はまだ軟いことが多い...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...湯槽(ゆぶね)の方はこれぐらいにして板間(いたま)を見渡すと...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...破屋(わらや)の板間の犬の臥床((ふしど))も...
樋口一葉 「琴の音」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...下の板間に敷いた紙にサラサラサラサラ音を立てながら素早い手付きで髪を梳いて居る姿...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...小君は板間(いたま)に上敷(うわしき)をひろげて寝た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...山の端に入るまで月をながめ見ん閨(ねや)の板間もしるしありやとこんな返しを伝えさせている時...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そこの板間へ坐りこんだ...
山本周五郎 「思い違い物語」
...花道の尽きた明るい処まで出て下駄場の方へ拡つた板間へ三重子を下ろして遊ばせた...
横光利一 「悲しめる顔」
...背後の森の青さに射し洗われ板間に映るように美しかった...
横光利一 「旅愁」
...薄暗い楽屋の板間で突然アルマンの手に縋(すが)る男がある...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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