「暗君」の意味
愚かで無能な君主
「暗君」の例文(場面別)
- 歴史その国は暗君の治世により衰退の一途をたどった。
- 政治評論現代のリーダーシップ論においても、暗君的な振る舞いは組織の崩壊を招く要因とされる。
- 文学その小説の主人公は、暗君として描かれた王の愚かさに苦しむ民衆の姿を描いている。
- 教育歴史の授業で、暗君と名君の違いを学ぶことで、リーダーシップの重要性を理解する。
小説での「暗君」の使い方
...暗君、暴君は世界にも少なくないが、まだかつて、どこの国の悪政史にも見ない――生類御あわれみという、奇異な法令が、とつとして、発せられたのも、それからのことであった...
吉川英治 「大岡越前」
...武田勝頼といふ人は歴史では暗君のやうにいはれ...
吉川英治 「折々の記」
...この良臣の言を怒るほどの暗君でもない...
吉川英治 「黒田如水」
...いわゆる遊惰脆弱(ゆうだぜいじゃく)な暗君だった...
吉川英治 「三国志」
...いったい曹丕(そうひ)という君はそんな暗君なのか...
吉川英治 「三国志」
...賢主暗君の見分けがつこうや...
吉川英治 「三国志」
...暗君片鱗(あんくんへんりん)みな黒髪を投げ伏せて泣いていた...
吉川英治 「私本太平記」
...世評、ややもすれば、高時を暗君と見、また“うつつなき人”といったりして、一族御家人までが、腹のなかでは、軽んじているのだが、崇顕からみると、すべてそれは、高時自身の罪ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...かざり物でも暗君でも...
吉川英治 「私本太平記」
...そして暗君、風狂、奢侈(しゃし)、安逸、あらゆる悪政家の汚名はいま高時の名にかぶせられて来たが、高時にいわせれば、じぶんの知ったことではあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...暗君だ暗君はついにどこまで来ても暗君だった!と...
吉川英治 「私本太平記」
...ここはただ阿修羅になって守りぬき、ひとまず外敵を追った日こそ、この暗君を、他のよき人に代える絶好な機会としているものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...みなその暗君のせいかのように...
吉川英治 「私本太平記」
...そこが暗君か...
吉川英治 「私本太平記」
...わしは暗君...
吉川英治 「私本太平記」
...暗君とは思っていない...
吉川英治 「私本太平記」
...御奉公がいのない暗君と...
吉川英治 「新書太閤記」
...かえってその暗君ぶりを...
吉川英治 「新書太閤記」
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