...行つたり来たりして或時は高く昇り...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...以て人生の種々なる方面が次第に高き水準(レベル)に昇り行く淘汰の諸法則をよりよく発見し...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...昇るだけ昇り切って...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...棺内の温度が徐々に昇り始めた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...中から白い煙が立ち昇り...
太宰治 「お伽草紙」
...村の「木昇りの甚(じん)さん」が決死の覚悟で...
徳永直 「戦争雑記」
...掛梯子昇り行き、藁の巣に卵うみて、牝(めんどり)の騷ぐ時、寂しさは纔に破る...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...金之丞の後について二階へ昇りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――まどろすの歌――風船乘りの夢夏草のしげる叢(くさむら)からふはりふはりと天上さして昇りゆく風船よ籠には舊暦の暦をのせはるか地球の子午線を越えて吹かれ行かうよ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...主體が文化的生にまで昇り...
波多野精一 「時と永遠」
...昇り切つた處突然眼前に立現はれるものは何であらうか...
波多野精一 「時と永遠」
...高く楼に昇りてその室を分ち...
福沢諭吉 「学者安心論」
...もうこの崖を昇り降りするのは何の苦もなかつた...
牧野信一 「籔のほとり」
...二階に住んでいる誰かを訪ねて来た客に見えよう昇りつめるとカギの手のおどり場になっていて下の廊下からは見えないので...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...「阿摩美久天上へ昇り五穀の種子を乞(こ)ひ降(くだ)り」と書き流しているが...
柳田国男 「海上の道」
...朝日は奴国の陣地の後方から昇り初めた...
横光利一 「日輪」
...そのうちに竈場の屋根の煙突から煙が昇り始めた...
横光利一 「旅愁」
...真赤に昇り出ずる陽と反対に...
吉川英治 「三国志」
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