...その量において相匹敵することは出来ない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...あの『論語』にも匹敵するのであります...
高神覚昇 「般若心経講義」
...また御ところ方に候して御父祖に敵する事も出来ず...
太宰治 「右大臣実朝」
...これに匹敵する程度の細字と思われる...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...今回発明せられた原子爆弾は只その一箇を以てしても優にあの巨大なB‐29二千機が一回に搭載し得た爆弾に匹敵する...
永井隆 「長崎の鐘」
...平家の小烏丸(こがらすまる)にも匹敵するほどの名剣であるそうな...
中里介山 「大菩薩峠」
...天上にも天下にもこれに敵する者がないのである...
中島敦 「悟浄歎異」
...一歩を進めてゲルマン人の外にこれに匹敵する民族なしと断言し...
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」
...ここに於て予は遂に造化の陰険なる手段に敵すること能わずして...
野中到 「寒中滞岳記」
...幕府に敵するの目的をもって...
福沢諭吉 「学者安心論」
...臨時列車に匹敵するのが車だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...どんな類ひの手紙を貫つても容易にそれに匹敵するやうなことが書けず...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...個性を考へるといふことは丁とか戌とかに匹敵する惡業のやうに狎らされてゐたので「君の意見はそれはそれとして一廉であり……」とか「意志の自由に於いて……」とか「誰が誰を掣肘出來るものか……」などといふ言葉が悉く絶大なる美しい響きを持つて感ぜられた...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...蕪村が芭蕉に匹敵するところのはたしていずくにあるかを弁ぜんと欲す...
正岡子規 「俳人蕪村」
...蕪村が芭蕉に匹敵する所の果して何処(いずく)にあるかを弁ぜんと欲す...
正岡子規 「俳人蕪村」
...大阪に於て多年雄飛して殆んど敵するものなしと言はれし大力士であつたが...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...しばらく敵する者もない優勢を示したのを...
吉川英治 「剣難女難」
...一万石取りに匹敵する侍を出して...
吉川英治 「新書太閤記」
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