...僧都紺青(こんじょう)、群青(ぐんじょう)、白群(びゃくぐん)、朱、碧(へき)の御蔵の中より、この度の儀に就きまして、先方へお遣わしになりました、品々の類(たぐい)と、数々を、念のために申上げとうござりまして...
泉鏡花 「海神別荘」
...私にも数々の桂子のデタラメがはっきり分る...
田中英光 「野狐」
...医者の知らない妙薬が数々はいっているかもしれない...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...この疑問の数々が...
中井正一 「美学入門」
...数々の問題の過半を占めてゐるといふやうなこともあるものであると...
中原中也 「文学に関係のない文学者」
...続く幾つかの室内楽や美しい歌曲(リード)の数々は...
野村胡堂 「楽聖物語」
...情緒(じょうちょ)と愛に満ちた歌曲(リード)の数々...
野村胡堂 「楽聖物語」
...この問題の反対側にも等しく有力な数々の議論があり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...確かに邸宅は現代風だが数々の利点を持ち...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...動かす事の出来ない数々の証拠を思い合わせて...
牧逸馬 「双面獣」
...その絵といふのは短冊形の長い硝子板に様々な行列やら軍艦の数々などを描き...
牧野信一 「熱海線私語」
...数々の真理を教はるのである...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...如意(にょい)の宝珠(ほうじゅ)や知慧(ちえ)の言葉というような数々の贈り物なども...
柳田国男 「海上の道」
...無意識のうちに今朝からの疑問の数々が頭の中で活躍し初めたのであろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...数々の羞(はじ)を知らぬ放埒(ほうらつ)な女を見て来続けている山口には...
横光利一 「上海」
...数々の悪政の頽廃を胸によびかえして...
吉川英治 「三国志」
...鎌倉戦利品の数々(かずかず)を...
吉川英治 「私本太平記」
...数々の専制君主や...
和辻哲郎 「鎖国」
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