...揺り動かされてもなかなか眼を開けなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...留(と)めてくだされた方ですよ」広巳の混沌としている気もちを揺りうごかすものがあった...
田中貢太郎 「春心」
...柳を揺り起そうとしたが起きなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「織成」
...奮然と殿堂の円柱を揺り倒す...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...起きろ」と言って揺り起すと...
中里介山 「大菩薩峠」
...隣の室(へや)に寝ている夫新三郎を揺り起しながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...むりやりひょろ松に揺りおこされて曳きずられて来られたものと見え...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...人がみなそこで死滅してしまった厖大な筏を揺りあげ揺りさげた...
久生十蘭 「ノア」
...木登りをして梨を揺り落す...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...かがやく松明を夜のなかに揺り動かしてうたい合せた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「女王スカァアの笑い」
...吭(のど)に支(つか)えて眠つてゐる詞を揺り醒ますやうに...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...しかし当時抽斎を揺り撼(うごか)して起(た)たしめたものは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...わたしをまだ揺りかごのうちにいる時分から...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...先生」二三度揺り起したが...
山本周五郎 「松林蝙也」
...地盤を揺りたてる震動の恐ろしさは...
山本周五郎 「山彦乙女」
...邪慳(じゃけん)に揺りうごかしてみた...
吉川英治 「大谷刑部」
...心の底から揺りあげる感謝の念に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...揺り始めると自分は立って縁側に出た...
和辻哲郎 「地異印象記」
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