...他の一匹はおくみがこちらに彳(たゝず)んでゐるのを見ると...
鈴木三重吉 「桑の実」
...おくみは自分の顔が小さく写つてゐるのを見た...
鈴木三重吉 「桑の実」
...おくみはすつかりの雨戸を閉めかけたとき...
鈴木三重吉 「桑の実」
...おくみは目もとを輝かして言つた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...あちらからですと大変でございましたでせう?」おくみはいそ/\して...
鈴木三重吉 「桑の実」
...おくみはかう思つて行李を開けて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...おくみはさうお言ひになる青木さんのお心持になつて見て...
鈴木三重吉 「桑の実」
...当面の責任者御蔵番奥宮鏡太郎(おくみやきょうたろう)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「よろしい、わかりました」七十郎はおくみに頷いた、「他家のことはやめましょう、ただ、諸侯のなかにも曲輪がよいをする人はたくさんあるし、珍らしい例ではないということを忘れないで下さい、――にもかかわらず、侯だけが譴責された、六十万石の、まだ二十歳そこそこの若い大守が、僅か八日か九日、お忍びで曲輪へかよったというだけで、放蕩とか身をもち崩したとかいうのはおかしい、しかも、十日目には早くも、老中の酒井雅楽頭(うたのかみ)から注意が来ている、――十日目にですよ、いったい雅楽頭はどうしてそれを知ったんですか、雅楽頭は新吉原の目付でもしているんですかね」甲斐が云った、「やっぱり七十郎は酒が足りないようだ、おくみ、おまえ酌をしてやらないか」「痛いですか原田さん」と七十郎は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...蜂谷やおくみや、給仕の少年たちは、ぎらぎらするような話題から解放されて、みんなほっとしたような顔になった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おくみが戻って来たので...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おくみの直感は当っている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おくみがそばから云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「矢崎さま」とおくみは泣きながら云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おくみは身ぶるいをしながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おくみの兄、日本橋の雁屋信助を思いだしたのである...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「うそ仰しゃい」とおくみがにらんだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...早く使いのほうを頼む」おくみはいそぎ足で出ていった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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