...持て余したような柔かな肉体があった...
豊島与志雄 「反抗」
...そして「おい」と、赤紙を、富士春に渡して、封を切って読んで行くと、微笑して「あはははは、西郷め、大きな図体を、持て余して、居やがるぞ」そう云って、披げたままの手紙を、二人の前へ投げ出した...
直木三十五 「南国太平記」
...二人が持て余している時間を...
夏目漱石 「行人」
...彼女はただ自分の大きな腹を持て余してばかりいた...
夏目漱石 「道草」
...殆んど持て余していた二人です...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...石原の利助も少し持て余し気味になりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...近頃お吉の貪慾(どんよく)な追求を持て余して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お春さん」平次は乳母の饒舌(じょうぜつ)を少し持て余したように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...東作はお上でも持て余した悪党...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...竹斎の滝三郎は大して持て余した顔もせず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さすがの松沢もチト持て余し気味で...
久生十蘭 「魔都」
...西村さんは持て余してわたしのほうへ回してきたわけです...
森下雨村 「五階の窓」
...煙突式の図抜けたノッポに持て余しの形であったが...
山本笑月 「明治世相百話」
...そんな自分の尻を持て余しているような連中の尻をイクラ拭いてやったって相手は当り前だと心得ている...
夢野久作 「近世快人伝」
...お上(かみ)でも、持て余して、越中島の寄せ場へ、無宿人を集めたり、台場人足で、仕事をこさえたり、浪人徴募ってんで、ごろ浪人へ飯をくれて京都へ向けたり――」「ま...
吉川英治 「脚」
...母はこの駄々坊を持て余し顔に...
吉川英治 「新書太閤記」
...私という人間を持て余しました...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...余剰(よじょう)すぎる大勢の力を持て余して...
吉川英治 「宮本武蔵」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
