...〔譯〕愼獨(しんどく)の工夫(くふう)は...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...過去に實現されたる一切の事物を賞讚することを以て日本を愛する所以なりとする俗見の捕虜となることを愼まなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...近來表面頗る謹愼の状ありしは事實なるも...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...自分のいつもの愼みを忘れて...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...愼重に考慮する必要がある...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...女(をなご)の謹愼(つゝしみ)に障(さは)らぬ限(かぎ)りの...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...汝其身を愼み世職を完うせよ」と遺言して亡くなつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...彼れは其實一個謹愼の天分あり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其第四は彼れが謹愼にして責任を重むずるを説明し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...愼重に人拂ひをした上での此の密談が其の儘太子の耳に入つた...
中島敦 「盈虚」
...彼等は一切の仕事を止めて謹愼し...
中島敦 「狐憑」
...火難盜難愼(つゝ)しむべし――と三世相に書いてある」「無駄は止せ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...愼(つゝし)み深く入つて來ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...へツ」「何處へ行つたのだ」平次は死骸の前でケラケラ笑つて居るこの男の不謹愼さをとがめるやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...愼しみ深い底の情熱を示しだしたのだ...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...これは昔(むかし)北海道(ほつかいどう)から樺太(からふと)に棲(す)んでゐた肅愼(しゆくしん)といふ民族(みんぞく)が使用(しよう)したものであらうと考(かんが)へ...
濱田青陵 「博物館」
...妻が眞實に自分を愛してゐるなら自分の苦痛に同感して愼しまねばならない筈なのだ...
横光利一 「悲しみの代價」
...その眼を愼ましげに伏せて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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