...万一の誤りを教えてならないとなれば世界中の学校教員は悉皆(しっかい)辞職しなければならない...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...これは相も悉皆(すっかり)崩れていたという話でね...
徳田秋声 「躯」
...水商売のあの家の養子として悉皆板に着いてるやうにも見えた...
徳田秋聲 「歯痛」
...さも自分が悉皆(すつかり)それを心得てゐるもののやうに...
徳田秋声 「チビの魂」
...悉皆(すっかり)舂いてくれた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この藩々の紙幣は悉皆朝廷より正貨と引換えられた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...悉皆(みんな)揶揄(からけ)え/\したからそんでさうだこといふやうん成(な)つたんだな...
長塚節 「土」
...悉皆(みんな)利口(りこう)んなつてつから俺(お)らがにや分(わか)んねえが」「深(ふか)く耕(うな)つちや逆旋毛(さかさつむじ)立(た)てる見(み)てえで行(や)りつけねえぢやなんぼ大儀(こえ)えかよなあ...
長塚節 「土」
...「悉皆(すつかり)善(よ)くなるなんて...
夏目漱石 「それから」
...考へれば何もかも悉皆(しつかい)厭やで...
樋口一葉 「十三夜」
...悉皆(しつかい)あやまりのやうに思はるれど言ふて聞かれぬものぞと諦(あきら)めればうら悲しきやうに情なく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...悉皆(しっかい)然るにもあらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...悉皆(しっかい)学問上の主義にもとづきて天然の原則を利用することを勉めざるはなし...
福沢諭吉 「学問の独立」
...銅版等悉皆(しっかい)戦災をうけて灰燼(かいじん)に帰したのでついに昭和二十六年に一旦中止するに至った...
柳宗悦 「民藝四十年」
...悉皆(しっかい)...
吉川英治 「新書太閤記」
...「悉皆(しっかい)...
吉川英治 「新書太閤記」
...悉皆(しっかい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...所持の金子(きんす)を悉皆(しっかい)奪われてしまったが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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