...紀州街道に沿つてゐて皮肉にも住吉堺あたりの物持が自動車で往き来するので...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...二人は瀬多の橋を渡るときに往き来の人が大勢立ち止まって眺めている制札の前に...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...あまり往き来(き)をしなかったのであろう...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...いつも往き来してるんだからね...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...親しく往き来してた二人ではあるがいつしか疎遠になっていた...
豊島与志雄 「裸木」
...いつも忙しそうにあちらこちら往き来してるのが...
豊島与志雄 「反抗」
...往き来の人々の顔が...
豊島与志雄 「慾」
...白城の城主狼のルーファスと夜鴉の城主とは二十年来の好(よし)みで家の子郎党(ろうどう)の末に至るまで互(たがい)に往き来せぬは稀(まれ)な位打ち解けた間柄であった...
夏目漱石 「幻影の盾」
...相当人の往き来があるが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その朱塗の籠のなかで往き来し...
室生犀星 「後の日の童子」
...誰も往き来はしない...
室生犀星 「野に臥す者」
...この交わりの目的は、ただ親密になり、往き来をし、語りあうことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人の往き来は繁(しげ)く...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そしてせわしなく往き来する洋服の人びとと自動車の洪水...
山川方夫 「ジャンの新盆」
...忙しげに往き来する廊下を通り...
山本周五郎 「落ち梅記」
...往き来の人がちらほらみえはじめ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...往き来の人たちは...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...何度往き来したって……」話しながら行くうちに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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