...塵ばみたる都の若葉忙(せは)しさ限りもなき陋巷(ろうかう)の住居に倦み果てゝとも云ひぬ...
石川啄木 「閑天地」
...或時は黄塵煙の如き陋巷(ろうかう)に籠り...
石川啄木 「閑天地」
...さもなければ雑(ざっ)とうの巷(ちまた)が安全だった...
海野十三 「海底都市」
...ごみごみしたこの陋巷(ろうこう)に生きているという...
高見順 「いやな感じ」
...自分の母が狭斜(きょうしゃ)の巷(ちまた)に生い立った人であると云う事実は...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...華やかな巷の方へ狙い寄っていく...
豊島与志雄 「春の幻」
...疥癬愈甚しければ午前近巷の醫師を尋ねて治を請ふに...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...近巷の岨崖黄葉を見るによし...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...町の巷(ちまた)を浮かれ歩いていますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...巷(ちまた)の景色は...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...そんな風に囁き合うのを聴き流し巷路(こうじ)の闇にまぎれ込むと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...並に凹巷が詩中の句である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百四十七北条霞亭の竹里(ちくり)の家に宿つた韓凹巷(かんあふこう)等五人の客は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...須賀口とは清洲の宿駅でいちばん明るい紅燈(こうとう)の巷(ちまた)である...
吉川英治 「新書太閤記」
...虚無と紛乱(ふんらん)と暗黒の巷(ちまた)にまよう現世界の明しとなる大先覚ではなかろうか)という気がした...
吉川英治 「親鸞」
...春かぜの吹く巷(ちまた)へ出てきた旅の沙門(しゃもん)がある...
吉川英治 「親鸞」
...暗殺されたといううわささえ巷(ちまた)には飛んでいる...
吉川英治 「親鸞」
...宮中から公卿、武将、庶民の巷にまで、ひと頃は、琵琶法師の見られぬところはなかった...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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