...この六天山塞(ろくてんさんさい)の指揮権を持っている頭目の四馬剣尺(しばけんじゃく)は重傷の戸倉老人と会見することになった...
海野十三 「少年探偵長」
...六天山(ろくてんやま)の方角ですよ」「よし...
海野十三 「少年探偵長」
...六天山塞(ろくてんさんさい)の山賊のゆくえをさぐるために...
海野十三 「少年探偵長」
...六天山塞の頭目(とうもく)が持っているという……?」少年たちはギョッとしたように...
海野十三 「少年探偵長」
...弁天山(べんてんやま)にかけての一区劃(くかく)は...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...仁王門から右へ弁天山へ曲がる角に久米(くめ)の平内(へいない)の厳(いか)めしい石像がある(今日でもこれは人の知るところ)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...殿下はそこで御休息遊ばし、おもてなしをお受けなされまして、それより千本の桜、花園、桜田、ぬたの山、かくれがの松などを御覧遊ばし、芳野山梢の花のいろ/\におどろかれぬる雪の曙また関屋の花の木の下にて、芳野山誰とむるとはなけれども今宵も花のかげにやどらん関白殿のお歌には、木々は花苔路は雪と御芳野のわけあかぬ山の春の袖かな以下の公卿衆、大名衆、紹巴(しょうは)、昌叱などの方々も、めい/\短冊を染められまして、さてかねの鳥居、仁王門をお通りになり、蔵王堂へ御参詣なされ、南朝の皇居のあとをおとぶらいなされましてから、桜ヶ嶽、今熊野、たってん山、聖天山、弁才天山など、峰々の花をお眺め遊ばして、昔義経が暫く忍んでおりましたと云う吉水の城を御旅館にお充(あ)てなされました...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...或はすぐそこの庭先から急坂を攣ぢて辨天山の脇の舊道を登つて歸つて來る...
近松秋江 「箱根の山々」
...なお天山というがあって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...君聞かずや胡笳(こか)の声最も悲しきを紫髯緑眼(しぜんりよくがん)の胡人吹くこれを吹いて一曲なほ未だ終らざるに愁殺す楼蘭征戍(ろうらんせいじゆ)の児涼秋八月蕭関(せうかん)の道北風吹き断つ天山の草崑崙山(こんろんさん)の南...
中里介山 「大菩薩峠」
...しきりに西辺を窺(うかが)う匈奴の右賢王(うけんおう)を天山に撃とうというのである...
中島敦 「李陵」
...笑聲常寄白雲邊と云ひ又倒垂度影天山竹...
原勝郎 「鞦韆考」
...ひとり露国はわずかに天山の北幹を隔てて...
日野強 「新疆所感」
...『天山南北路が支那に属するは迷いなり...
日野強 「新疆所感」
...従つて私の家のおもて二階からは観音堂や仁王門五重塔さては弁天山の鐘撞堂などが...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...阪本天山翁、宝暦六年の『木曾(きそ)駒(こま)ヶ岳(たけ)後一覧記(のちのいちらんき)』に、前岳(まえだけ)の五六分目、はい松の中に一夜を明す...
柳田国男 「山の人生」
...弁天山の空地で興行中の呼び物...
山本笑月 「明治世相百話」
...あの弁天山や仁王門の桜が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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