...星だらけの空を塞ぐ事がある...
芥川龍之介 「上海游記」
...却つて神に往く道を塞ぐものとなるのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...何物かが胸の中を塞ぐやうに感ぜられる...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...濁流滔々として殆ど塞ぐ可からず此に於て乎公は以為らく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...円頂丘が出来ると火口を塞ぐので...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...その第三の抜け道は塞ぐつもりで...
野村胡堂 「古銭の謎」
...女中の三人や五人の口を塞ぐのは何でもない――とこう言うのだか」「それは乱暴でございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎の口を塞ぐことに必死です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...忽ち条件が怪物の如く彼の行手を塞ぐ...
原民喜 「火の踵」
...破れ窓を塞ぐためにマツチのレツテルらしい一メートル四方位の紙がぶらさげてある...
原民喜 「星のわななき」
...戸口を半ば塞ぐような位置にプリムスの後部が見えた……湖水の分れ道で久美子が拾われた...
久生十蘭 「肌色の月」
...一様に開いた口を塞ぐことも出来ない為体(ていたらく)であつた――一同の面前には村長の義妹が立つてゐたのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...相手の逃げ道を塞ぐためだ...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...入り口を塞ぐ形で車が数台駐めてあり...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...耳を塞ぐと音は失はれ...
三木清 「認識論」
...一人蝋の栓を作りて塞ぐ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...氣の塞ぐ事はこれまたさみだれ頃の空と似てゐる...
横瀬夜雨 「花守」
...知りたくとも耳を塞ぐ気持ちも良かった...
横光利一 「旅愁」
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