...六年近く兄弟以上の親しさで暮してきたこの男たちとも別れねばならぬ四辻に立つようになった……その淡い無常を感じて...
有島武郎 「星座」
...そこの広い四辻(よつつじ)を境にして人足(ひとあし)はマバラになっていた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...―――あの辺の町や港を歩くことだね」とある四辻を鍵(かぎ)の手に曲っている佗(わ)びた荒壁の塀の屋根の...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...やがてBはすさまじい蒙古風が屋根に当り四辻に吼えランダに渦(うづま)くのを見た...
田山録弥 「犬」
...私達は四辻に出た...
豊島与志雄著 「球体派」
...その料亭を出て、四辻に来た時、秦はふいに立止った...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...銀座裏の四辻にふと立ち止った...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...四辻になりました...
豊島与志雄 「道標」
...長吉はいつも巡査が立番(たちばん)している左手の石橋(いしばし)から淡島(あわしま)さまの方までがずっと見透(みとお)される四辻(よつつじ)まで歩いて来て...
永井荷風 「すみだ川」
...なほ車夫の四辻を十字街といひ芸妓の手踊を舞踊とよぶが如し...
永井荷風 「桑中喜語」
...盲人が四辻を通る時に...
宮城道雄 「昔の盲人と外国の盲人」
...四辻に立っている巡査の姿は...
森鴎外 「雁」
...町々の四辻で拾い上げた風聞でもって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...四辻(よつつじ)の一角にあって...
山川方夫 「待っている女」
...そこからまっすぐに煙草屋(たばこや)のある四辻(よつつじ)がながめられる...
山川方夫 「待っている女」
...四辻(よつつじ)のところまで...
山本周五郎 「花も刀も」
...同じ四辻を別々の方向から眺めたから町の感じが違ったのだ...
夢野久作 「恐ろしい東京」
...四辻風典馬のことを...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
