...匆々(そうそう)三階に引き上げた...
有島武郎 「或る女」
...赤羽主任が匆々(そうそう)にまとめ上げた推理の筋道であった...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...匆々(そうそう)頓首(とんしゅ)...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...否私が歸りに出すと匆々と懷ろに入れて了ひましたよ...
徳田秋聲 「媒介者」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...雨山氏は其晩は甚だ不首尾で匆々にして歸つた...
長塚節 「記憶のまゝ」
...実に匆々のことしか云へなくてすまない...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...匆々(そうそう)に逃げ帰って来るのが普通であった...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...新婚匆々の夫を朝鮮征伐にとられ...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...匆々(そうそう)一小塾舎を経営して洋学に従事したるその時は...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...兵馬匆卒(そうそつ)の際...
福沢諭吉 「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」
...乙な眼遣(めづかい)をし麁匆(ぞんざい)な言葉を遣って...
二葉亭四迷 「浮雲」
...訳語妥当(だとう)ならざるは自らこれを知るといえども匆卒(そうそつ)の際改竄(かいざん)するに由(よし)なし...
正岡子規 「ベースボール」
...新婚匆々(そうそう)から...
夢野久作 「巡査辞職」
...その中(うち)でも一番最後に残しておいたのが姉の新婚匆々時代の紅い服一着と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...兵糧や馬の飼いも匆々(そうそう)に...
吉川英治 「私本太平記」
...お暇(いとま)をしようではないか」連れの菅屋九右衛門をうながして匆々(そうそう)に辞しかけると...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝家は匆々(そうそう)に...
吉川英治 「新書太閤記」
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