...善いにしろ悪いにしろ邪魔物を押し分けて逃げたかった...
梅崎春生 「日の果て」
...今度こそ鳥の鳴き声か人間の声か聞き分けてやろう...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...歌舞伎・新派・喜劇・レヴュー新劇の各部門に分けて...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...パンの皮を分けてたべました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...わけても最近の『文芸倶楽部(ぶんげいクラブ)』(大正四年十一月号)に出でし江見水蔭(えみすいいん)が『水さび』と題せし一篇の如き我身には取分けて興(きょう)深し...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...別の方面の板囲いの透間を押分けて...
中里介山 「大菩薩峠」
...この分類は私が文学論のなかに分けておいたものとは少々違いますが...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...少し力を抜いて言う「イ」とを別の音として聴き分け言い分けている...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...いつも一度で炊(た)く飯を五度ぐらいに分けて炊かねばならなかったし...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...それ/\の題の下に分けて書く...
正岡子規 「ラムプの影」
...かれはいい所も悪い所も同じように分けてくれた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...私にも半分位分けても好いでしょう...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...よのつねに思ひやすらん露深き路(みち)のささ原分けて来つるも書き馴(な)れたみごとな字で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...前からゐる町奉行と一しよに三度に分けて市中を巡見する...
森鴎外 「大塩平八郎」
...髪を長く二つに分けて垂(た)れたる女なり...
柳田国男 「遠野物語」
...その後は誰何される度に名刺を示したので相手の好奇心をかき分けて歩くに便利なのであった...
山之口貘 「楽になったという話」
...彼方の芒(すすき)の道を分けて...
吉川英治 「江戸三国志」
...火除地の人混みを分けて...
吉川英治 「剣難女難」
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