...まして万一を僥倖(ぎょうこう)して来た...
芥川龍之介 「妖婆」
...さるを僥倖(げうかう)にもその夕我を尋ねし人なく...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...唯一軒しか無い僥倖(しあはせ)には...
石川啄木 「天鵞絨」
...また偶々(たまたま)僥倖(ぎょうこう)のある問題にゆき当ったという点もないわけではないでしょうが...
石原純 「キュリー夫人」
...萬が一に僥倖したらば...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...結婚の当日伯母の怒りを買って古靴を投げつけられたのがかえって僥倖(ぎょうこう)になったという...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...僥倖(ぎょうこう)の勢(いきおい)を得る時代である...
夏目漱石 「野分」
...そういう僥倖は二度とは訪れず...
久生十蘭 「海難記」
...筏(3)そういう僥倖は二度とは訪れず...
久生十蘭 「ノア」
...ただ朝夕の臨機応変にて主人の寵愛を僥倖(ぎょうこう)するのみ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...市学校は旧中津藩の僥倖(ぎょうこう)を重ねて固くして真の幸福となしたるものなり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...他の僥倖は決して学ぶべき事柄にあらず...
福沢諭吉 「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」
...毎日暖い敷石の上で僥倖の餌を争つてゐる鳩とは違ふと思つた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...これまでわりに好天にめぐまれてきたのがむしろ僥倖で...
吉川英治 「私本太平記」
...それは僥倖(ぎょうこう)でしたな...
吉川英治 「私本太平記」
...信長は僥倖(ぎょうこう)とはしているが...
吉川英治 「新書太閤記」
...車が小型で僥倖(ぎょうこう)だった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...それはかえって僥倖(ぎょうこう)でもあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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