...仏者に問わば、例の女子は三界に家なしの流義で既に解決されて在るというか知らぬが、かくの如きは勿論(もちろん)甚だしき独断の誤謬(ごびゅう)に捉(とら)われたものである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...(此書は今天保十年より五百廿年前元亨二年東福寺の虎関和尚の作なり)かゝる奇怪の事を記すは仏者の筆癖(ふでくせ)なりと...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...尠(すくな)くとも仏者の道に加うるに儒者の道であったのであろうと考える...
高浜虚子 「俳句への道」
...その同行の念仏者も...
中里介山 「法然行伝」
...私がその時老成人(ろうせいじん)であるか又(また)は仏者(ぶっしゃ)であったら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...我が国において、鬼神幽冥の妄説は、多くは仏者の預るところとなりて、もっぱら社会に流行したることなれども、三百年来、儒者の道、ようやく盛にして、仏者に抗し、これに抗するの余りに、しきりに幽冥の説を駁(ばく)して、ついには自家固有の陰陽五行論をも喋々(ちょうちょう)するを忌(い)むにいたれり...
福沢諭吉 「物理学の要用」
...すべての念仏者は...
三木清 「親鸞」
...仏者曲説保護せんとするも...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...この解説を仏者に委(ゆだ)ね去り...
柳田国男 「海上の道」
...なるほど天狗という名だけは最初仏者などから教わったろうが奇怪(きっかい)はずっと以前から引続いてあったわけで...
柳田国男 「山の人生」
...眼に見えぬ何かに人は皆うごかされていると説く仏者(ぶっしゃ)の言もあながちわらうべきではない...
吉川英治 「私本太平記」
...仏者には敵味方はない...
吉川英治 「新書太閤記」
...「俗諺(ぞくげん)にも――仏者の嘘を方便(ほうべん)といい...
吉川英治 「新書太閤記」
...あるがままに平等な姿であるのが念仏者じゃ」「お返し申すことばはございませぬ」「では...
吉川英治 「親鸞」
...見ごろしになし得ない仏者である自分にも...
吉川英治 「親鸞」
...ただこれによって、念仏者の精神が、社会へ大きく映(うつ)ってくれればいいが」「自分に力のないまでも、魂をもって哀れを訴えてくる者には、ここまで、身をもって、救おうとした自分らの犠牲――いやそういってはいけない――真心だけは世間にもわかってもらえるさ...
吉川英治 「親鸞」
...大祖法然という中心の巨星を失った都の念仏者たちのかなしみや失望や彷徨(ほうこう)や...
吉川英治 「親鸞」
...仏者的口吻(こうふん)の聖教そのまま...
吉川英治 「随筆 新平家」
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