...不規則にヒューヒュー鳴ることか...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...戦争が始まってからは教会へ行くことも自然不規則になったが...
石川欣一 「比島投降記」
...障子の桟が不規則に幽(かす)かに揺ぎ出した...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...当時佐助は五つ六つの曲をどうやらこなすまでに仕上げていたので知っているだけを皆やってみよと云われるままに度胸を据(す)えて精限り根限り弾いた「黒髪(くろかみ)」のようなやさしいものや「茶音頭」のような難曲や素(もと)より何の順序もなく聞き噛(かじ)りで習ったのであるからいろいろのものを不規則に覚えていたのである鵙屋の家族は佐助が邪推(じゃすい)したように笑い草にする積りであったかも知れないが...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...不規則に節くれ立った妙な滑稽(こっけい)なものにできそこねてしまうのである...
寺田寅彦 「糸車」
...車の発着を不規則にし...
寺田寅彦 「火事教育」
...陰鬱(いんうつ)な小家(こいえ)は不規則に限りもなく引きつづいて...
永井荷風 「すみだ川」
...人や車は不規則にいかにも物懶(ものう)くその下の往来に動いているが...
永井荷風 「曇天」
...不規則に濃淡を乱した雲が幾重(いくえ)にも二人の頭の上を蔽(おお)って...
夏目漱石 「行人」
...不規則に酒を飲んだり...
夏目漱石 「それから」
...不規則に打ち過ぎる...
夏目漱石 「野分」
...不規則にして自由律な文学を指定している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...あるいは不規則に...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...一つの鈍い音と一しよに不規則に積んであつた机の上の洋書が一冊...
平出修 「公判」
...京の俳句界は不規則に断続していて...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...その二つの灯が離れて居ないで不規則に接続して見える...
正岡子規 「ランプの影」
...不規則に曲ったり波を打ったりしているし...
山本周五郎 「季節のない街」
...たがいに身体の立てる波紋が絶えず不規則に打ち合い...
横光利一 「旅愁」
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