「一介」の意味
取るに足らない一人の者
「一介」の例文(場面別)
- ビジネス彼は一介の社員に過ぎないが、その能力は社内でも高く評価されている。
- 日常会話私は一介の主婦ですが、地域のボランティア活動に積極的に参加しています。
- ニュース一介の市民が立ち上がり、地域の環境問題を解決するために活動を始めた。
小説での「一介」の使い方
...俯仰天地之间,不及下自名一介笔...
...10.一介の小兒と雖も欺くといふことは...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...どうしても一介(いっかい)の愚直(ぐちょく)な農夫である...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...権威ある自然科学者であっても政治的意見に於ては一介の村会議員と何の選ぶ処もないかも知れない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...一介の党員である私が...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...一介のサラリーマンにとっては...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...相争う一介の兵士と一介の学生とが投ずる影は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私如き一介の小説家にして...
直木三十五 「大阪を歩く」
...一介の町醫者ながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一介の町人の寮としては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一介の仲仕であることに変りはないけれども...
火野葦平 「花と龍」
...一介の属吏(ぞくり)じゃからなあ...
平林初之輔 「鉄の規律」
...一介の女性が、死の約束を果たすために命をかけた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...世話してやらうか――とでも云つてやらうか知ら……」などといふ全く一介の俗悪者流の満足さで胸をふくらませた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...たゞ一介の貧乏な繪かきに過ぎません...
水野仙子 「響」
...これに対する私は後進も後進……一介の愛読者に過ぎない程度の者です...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...一介の米国移住民であります...
夢野久作 「暗黒公使」
...中国の探題(たんだい)羽柴筑前守と一介の茶弟子於福(おふく)とは...
吉川英治 「新書太閤記」
...一介の押領使のままで...
吉川英治 「平の将門」
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