...俯仰天地之间,不及下自名一介笔...
...即ち綿密周到の点に於て私という一介の書生に劣って居ったことを...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...ルイ・ロオペは一介のポルトガル人的ユダヤ人だった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...一介(いっかい)のデリッタンティとでも...
太宰治 「渡り鳥」
...一介の草莽(そうもう)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...下は一介の匹夫匹婦に到るまで...
戸坂潤 「社会時評」
...一介の勤労中間層のものであるという「社会的地位」は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...而も桂子は到底内閣を組織するの威望勢力なき一介の武弁なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一介のサラリーマンにとっては...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...時勢に適応するには余りにのろまな・人と交際するには余りに臆病な・一介の貧書生...
中島敦 「狼疾記」
...一介の町人の寮としては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一介の読者たるあなたは拒絶せざるをえません」と抗議したが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...私はロンドンの一介の編集長だが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...警察署で一介の小物悪党にこう言われては許せない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...一介の女性が、死の約束を果たすために命をかけた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...世話してやらうか――とでも云つてやらうか知ら……」などといふ全く一介の俗悪者流の満足さで胸をふくらませた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...駕や供も持たない一介の浪人である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...一介の押領使のままで...
吉川英治 「平の将門」
...上方(かみがた)から一介の浪人として...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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