...七顛八倒(しちてんばっとう)の苦痛(くるしみ)をしたつて言ふよ...
泉鏡花 「印度更紗」
...すべき時には、ずばっとやり、わが身辺には、心を使って無駄をしない...
上村松園 「わが母を語る」
...それがばっと煙をあげて...
海野十三 「地球発狂事件」
...「ふんじばっといて殺すなんて……」「なに? えらそうな口をきくじゃねえか」俺の捨(す)て科白(ぜりふ)を聞き咎(とが)めて男が...
高見順 「いやな感じ」
...物蔭よりむらむらばっと現われ出でた...
中里介山 「大菩薩峠」
...その明かな足元から、ばっと音がして、何物だか飛び出した...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...これが日本であったならば抜刀騒(ばっとうさわ)ぎになるであろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...きばっとったとじゃもの」私は...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...縄へさばっといて下さいや」おろおろした母の声も聞えた...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...ばっと胸がつめたくなり...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...ベッドへがばっと倒れ伏して...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...まっ直ぐに申さぬと縛り上げるぞ」「いけねえ」と、いうやいな、不伝は、駈け出して、ばっと、往来へ逃げ出した...
吉川英治 「大岡越前」
...ばっと割れると油煙が立ち...
吉川英治 「三国志」
...そして陣座羽織をぬぎ、えぼしもそこにおいて、ばっと、茶堂の水屋口からおもての闇へ出て行った...
吉川英治 「私本太平記」
...ばっと鄭の顔へ投げつけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ばっと一躍するなり武松を搏(う)ッた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...武大は七顛八倒(しちてんばっとう)もがき廻った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...横からばっと薙(な)ぎ取って...
吉川英治 「新・水滸伝」
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