...思想的混乱――アメリカニズムとボルセヴィズムの無批判な吸収――のさ中にあって...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...戦いのさ中に嘆いたように...
中井正一 「図書館法ついに通過せり」
...第一次大戦のさ中とはいえ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...日本アルプス探検期のさ中だ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...すべての怯懦(きょうだ)のさ中に凝然と身を固め直立して歩かなくてはならない...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...このみじめな敗戦のさ中に...
久生十蘭 「春雪」
...冬のさ中に出て行くのだけはおよし」わたしの新しい家庭の場所はグラシエール...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...こんなさ中に握り飯を貰って...
三好十郎 「樹氷」
...悉(ことごと)くその法界のさ中に活きているのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...なるほど冬のさ中にも里から遠くへは去らず...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...しかもそのさ中にカンジンの福太郎夫婦だけは...
夢野久作 「斜坑」
...真昼(まっぴる)さ中(なか)から化物屋敷に来たような気持になってしまった...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...真昼さ中でも脳髄の機能を疲らしているから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この不景気のさ中(なか)に...
夢野久作 「一足お先に」
...冷笑するがごとく世界はますます二つに分れて押しあう排中律のさ中にあって漂いゆくばかりである...
横光利一 「微笑」
...このため収穫時のさ中に意外な閑がどの家にも生じて来たので...
横光利一 「夜の靴」
...この混雑した闘争のさ中をきり脱けることが出来なかった...
横光利一 「旅愁」
...少し暑さ中(あた)りしたらしいんだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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