...腐れた肺が呼吸(いき)に鳴るのか――ぐしょ濡れで裾(すそ)から雫が垂れるから...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...雨蛙はぐしょ濡れになって...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...時には頭から肩からぐしょ濡れになって...
田畑修一郎 「石ころ路」
...お帽子がぐしょ濡れよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...ぐしょ濡れで凍えそうなんです...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...全身雪でぐしょ濡れだったが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...ハンカチはぐしょ濡れだ...
豊島与志雄 「失われた半身」
...頭から着物そっくりぐしょ濡れになってはいるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな鬼のような人があるものか――こんな可愛い児(こ)を」お角は幸三郎のぐしょ濡れの身体を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...半身ぐしょ濡れのまま縛られたのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぐしょ濡れの姿ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぐしょ濡れの着物もそのまま薄暗い座敷へ上がっていった...
正岡容 「小説 圓朝」
...頭からぐしょ濡れになっていた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...「――こんなぐしょ濡れの物を着て...
山本周五郎 「七日七夜」
...頭からぐしょ濡れになって...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ツイ縁側のさきを流れている渓川の音とに耳を澄ましているところへぐしょ濡れになって十二と八歳の兄と妹とが帰って来た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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