...そのような訳で自分の体でありながら極度の疲労を来たしている自分の体を劬(いたわ)ってやる暇もなく私は上京するとホテルに一夜をあかした...
上村松園 「健康と仕事」
...毎月一度、夜あかしをして、ネコの宴会を開くのです...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...覗き眼鏡の秘密をあかしてしまった方がいい様でもあります...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...今日ここに沿岸有志の精神が一致した証(あかし)を見るに至ったのは...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...やっと明石(あかし)(兵庫県(ひょうごけん))についたとき...
高山毅 「福沢諭吉」
...これから岸田さんとこ行つてあかしを立てて貰はう...
武田麟太郎 「現代詩」
...太郎左衛門はあかしまでたてたのだそうだ...
新美南吉 「嘘」
...燈明(みあかし)を前に一人の隠者がぽつねんと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...だから、こんな時に、暇にあかして、上から下まで、みんな平げてやろう...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...よしのさんは種あかしをするまでの時間をなるべく長くしようとするやうに言葉を切つて)つい今のこと...
水野仙子 「犬の威嚴」
...そして二人がそのあかしの前を通つて行くときは...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...明石(あかし)の女のもたらしたものはことごとく高華なものであったとこんなことを思う続きに薫は運命が自分を置いた所はすぐれた所であるに違いない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...赤石(あかし)総門を出て赤石川を渡り皇子(くわうじ)村を経て一里半大久保駅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...なぞのことでもいいあかしはしないだろうかと考えたのです...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「なぞ」
...明石町(あかしちょう)などの町家が...
山本周五郎 「さぶ」
...……御辺の祖父にあたらるる明石(あかし)正風どのには...
吉川英治 「黒田如水」
...闇夜ではないが町方などへの証(あかし)のため...
吉川英治 「剣の四君子」
...人形(にんぎょう)の紙をみ神光(あかし)で焼くこと七たび...
吉川英治 「神州天馬侠」
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