「病膏肓」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
病気が重く治りにくい状態
語源や由来
「病膏肓」の語源は中国春秋時代の故事に由来する。『左伝』成公十年に記され、晋の景公が病に伏せた際、名医の緩が「膏(心臓の下)と肓(横隔膜の上)に病が入り、治療不能」と診断した。これが「病膏肓に入る」の出典で、不治の病や手遅れの状態を意味するようになった。
「病膏肓」の例文と使い方
医療
末期がんと診断され、まさに病膏肓の状態だ。
深刻な病状を表現する際に使用。患者本人への使用は慎重に。
比喩的表現
彼のゲーム依存はもはや病膏肓で、専門家の介入が必要だ。
非医療的な深刻な問題に比喩的に使用可能だが、軽々しい使用は避ける
古典文学
『源氏物語』の登場人物が病膏肓に陥る描写は、当時の死生観を反映している。
古典解釈では現代医学的な意味とニュアンスが異なる点に注意
ビジネス
あの部署のモラル低下は病膏肓の状態で、根本的な改革が必要だ。
組織の深刻な問題を強調する効果的な表現だが、過度の使用は控える
「不治の病」より文学的で重いニュアンス。中国故事成語(「病入膏肓」)由来のため漢文調の文脈に適する
文脈別の「病膏肓」の類義語・反対語
医療・健康
日常会話・個人の決断
「病膏肓」は非常に重い状態を表すため、日常会話では比喩的に使われることもありますが、医療文脈では慎重に使用しましょう。
各漢字の詳細
- 「病」
- 「膏」
- 「肓」
中国語発音
「病膏肓」を中国語で発音: