「千把扱」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
江戸時代中期から普及した稲の脱穀用農具。櫛状に並べた鉄歯の隙間に稲穂を通して籾(もみ)を扱き落とす。「千歯扱(せんばこき)」とも書く。
語源や由来
「千把」(多くの稲の束)と「扱(こ)く」(しごき落とす)を組み合わせた語。それまで主流だった「扱箸(こきばし)」に比べ作業効率が飛躍的に向上したため、農業生産性を大きく押し上げた発明として知られる。
「千把扱」の例文と使い方
歴史
元禄期に千把扱が普及し、稲扱き作業の能率は大きく向上した。
近世農業技術や農具史を説明する文脈で使う。
民俗
農村資料館には木枠に鉄歯を備えた千把扱が展示されている。
伝統農具を紹介する際に用いる。
江戸期農業史の重要キーワード。「後家殺し」の異名で女性労働を奪った道具としても語られる。
各漢字の詳細
中国語発音
「千把扱」を中国語で発音: