...齡の若さうな痩せた鹿毛が鼻尖で積んだ雪に惡戲(いたづら)をして居る...
有島武郎 「半日」
...人々は我齡を算へ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...まだ二十にも足らぬ齡で著書の一つも出した渠――その頃數少なき年少詩人の一人に...
石川啄木 「足跡」
...二の年齡をしてゐたが...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...もう三十近い齡をしてゐながら獨身で...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...ただその年齡と性とにより...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...老齡彼を屈(く)せしめず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...斯(こ)んで年齡(とし)はさういにとつちや居(ゐ)ねえんだぞ」其處(そこ)へ小(ちひ)さな子(こ)を抱(だ)いて坐(すわ)つた内(うち)の女房(にようばう)が微笑(びせう)しながらいつた...
長塚節 「土」
...法律の定める年齡に達した時に退官する...
日本国 「日本國憲法」
...鹿島丸は七十二囘の航海をする老齡船のことではあり...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...年齡のせゐか、ひどく人生が虚無的になり、朝々、鷄の聲をきゝながら隆吉は、ぼんやりと、そのひとゝきを無上の境地として過してゐるのであつた...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...今晩は老生が壯年の時より今に至るまで曾て一日も忘れたることなくして、遂に今に至るまで意の如くならざりし一快樂事の想像を語らんに、老生は本來儒學生にして、今を去ること四十年、年齡二十の頃、始めて洋學に志し、其入門は物理學にして、之を悦ぶこと甚だしく、何か一科の專門に入りて爲すことあらんとの熱心は萬々なれども、時勢の許さゞる所にして、家に資力もなく、朝暮衣食の計に忙くして心を專一にすること能はざるのみか、開國以來の世變を見れば自から默止す可きにも非ず、色々の著述などして時を費したることも多し...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...さうして彼はもう相當の年齡になつてゐたし...
堀辰雄 「顏」
...「あたしと同じくらゐだわね?」「え? 年齡がかい? ……さう...
堀辰雄 「CARTE POSTALE」
...彼の本當の年齡のまん中にゐるのであつた...
堀辰雄 「水族館」
...「すべての年齡はその果實を持つてゐる...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...ラジィゲは自分の年齡を正確に知つてゐたのだ...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...どんどん早足で歩き續ける年齡を批評もしないで...
室生犀星 「巷の子」
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