...鼓動とは殆ど常のことだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...おもちゃのピエローがブリキの太鼓を叩いている...
寺田寅彦 「病院風景」
...唱難鼓義(こぎ)の人にあらず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「お重お前の鼓は好いが...
夏目漱石 「行人」
...太鼓を叩いてる者...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...ポンと忘れたやうな鼓(つゞみ)の音が聽えて來るといつた晝下りの風情は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...太鼓(たいこ)を鳴らす習慣があった...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...出しものは「酒井の太鼓」だったが...
長谷川時雨 「市川九女八」
...鼓の音はラジオだつた...
林芙美子 「浮雲」
...世の物音の沈み果てたる真夜中に、牢の入口なる閂(かんぬき)の取り外(はず)さるる響(ひびき)いとど怪(あや)しう凄(すさ)まじさは、さすがに覚悟せる妾をして身の毛の逆竪(よだ)つまでに怖れしめ、生来(せいらい)心臓の力弱き妾は忽(たちま)ち心悸(しんき)の昂進(こうしん)を支え得ず、鼓動乱れて、今にも窒息(ちっそく)せんず思いなるを、警官は容赦(ようしゃ)なく窃盗(せっとう)同様に待遇(あし)らいつつ、この内に這入(はい)れとばかり妾を真暗闇(まっくらやみ)の室内に突き入れて、また閂(かんぬき)を鎖(さ)し固めたり...
福田英子 「妾の半生涯」
...和歌が人を鼓舞し云々したる事もたまにはありしかも知らず...
正岡子規 「人々に答ふ」
...わたしはずいぶんはげしく心臓(しんぞう)が鼓動(こどう)した...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...ここでだけ太鼓のうしろに坐っててくれないかね」すっかり髪に櫛を入れた兄がそこに来ていた...
山川方夫 「その一年」
...鼓の音(ね)ジメのよかった事...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...猿楽(さるがく)の鼓や笛の音が聞え...
吉川英治 「新書太閤記」
...陣鼓(じんこ)鼕々(とうとう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鼓膜(こまく)をつきぬかれて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...神楽殿の大鼓(おおかわ)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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