...松葉(まつば)が命(いのち)の黥(いれずみ)をしよう...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...媛女に直(ただ)に逢はむと九吾(わ)が黥ける利目(とめ)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...面(め)黥(さ)ける老人來てその御粮(かれひ)を奪(と)りき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...顏に黥(いれずみ)をした老人が來てその乾飯を奪い取りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...物凄い黥(いれずみ)をした南海の獰猛(どうもう)な土人の姿でも御想像なさるかも知れません...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...黥(いれずみ)をした老爺や老婆たちが...
中島敦 「環礁」
...まだ黥(いれずみ)はしていない...
中島敦 「環礁」
...まだ黥(いれずみ)はしてゐない...
中島敦 「環礁」
...黥(いれずみ)をした...
中島敦 「環礁」
...首から肩・胸へかけて波状の黥(いれずみ)をした・純然たるトラック風俗である...
中島敦 「環礁」
...めざめよ、み空の金鑛、かなしくうたうたひ、なみだたれ、われのみ土地を掘らんとす、土地は黥青、なやましきしやべるぞ光る...
萩原朔太郎 「鑛夫の歌」
...男子皆黥面文身、以其文左右大小、別尊卑之差...
范曄 「後漢書倭傳」
...先づ第一には舟と云ふ物が、よほど古い時代から、使用せられて居たことを論證し、次には移動にはたしかな目的のあつたこと、即ち或宗教上の必要から眞珠や香料を遠く求めなければならなかつたことを言ひ、更に又多くの文明の特長、例へば大巖石の工作物、太陽の崇拜、黥の風習、人を木乃伊にする技術、其他數箇條の現象が、常に組合せを以て多くの異民族の間に分布せられて居ることを説いて、此だけ込入つた文明の特色が、幾つも組合つて存在するのを、偶然の一致とは見られぬ...
柳田國男 「蒼海を望みて思ふ」
...どんなに泣いておいでになっても私が背中の黥(いれずみ)を出してお眼にかけると直ぐにお泣き止みになる位なんで...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...黥(いれずみ)を背負っていた...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...全身に黥(いれずみ)したる中老人が竹箒を荷(かつ)ぎて本堂の前を浄め居り...
夢野久作 「白くれない」
...人体の黥(いれずみ)...
夢野久作 「能とは何か」
...ちょうど全身に黥(いれずみ)をしているようで...
夢野久作 「一足お先に」
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